職員研修(相談支援部)

 2月4日に茨城大学の田原敬先生をお招きして、職員研修を行いました。学部の研修でも大変お世話になっており、今回は「聾学校の専門性とは~茨城の状況を踏まえて」についてご講演をいただきました。

 当日は、聾学校でしかできないことは何か、目の前にいる子どものために何ができるか、改めて「専門性とは」「専門性と高めるために必要なものを身に付けるためにどうしていくか」を深く考えるきっかけとなりました。

 

 今回の研修では、田原先生にはzoomを使ってご講演いただきました。

また、茨城県立聴覚障害者福祉センター「やすらぎ」に手話通訳者を依頼し、meetを使って通訳画面を配信しました。zoomの画面を大型モニターで見られるようにし、「やすらぎ」の方にはそれを見て通訳をしていただきました。通訳者の視線が正面を向くように画面の高さ等、調整を行いました。

 「やすらぎ」の方からは、「講演資料の画面が見やすかった。通訳している画面を見ることができてよかった。」という感想をいただきました。

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 zoomとmeetを活用し、2画面にすることで、資料画面や話し手の画面、通訳画面を職員が自由に選択、調整することができ、充実した研修となりました。今後も教員の専門性を高めるための校内研修の充実を図っていきたいと思います。